写真、何だと思われますか?
今年から、一年かけて私の師である、インドの伝統医学、アーユルヴェーダの
ドクター稲村先生のご主人の、アーユルヴェーダの大学長であった、シャルマ先生に、
アーユルヴェーダの薬草や、薬油の作り方などを学ぶ、薬理学の講義を受けています。
写真は、薬草を煎じて、薬草オイルを作っているところ。
静かに、泡立ち具合を観察しながら、10日位かけて、じっくり作ります。
五千年伝わる、伝統的な薬油の作り方です。
何種類もの薬草を何日もかけて、手間隙かけて作ります。
効くはずだなぁと思います。
現代はアーユルヴェーダの製薬会社がありますが、
今も、伝統的に手作りで薬油やハーブなどからお薬を作っているお医者様もいらっしゃいます。
急がず、慌てず、心を整えて…
それが、アーユルヴェーディックなのよ…
と、稲村先生。
お料理もそうですね。
じっくり、慌てず、心を込めて。
薬草も、生薬やハーブも、スパイスも、アロマオイルも
東洋や西洋の違いやアーユルヴェーダと中国医学、和漢などの
医学の違いはありますが、同じ植物からとられていたり、出来ていたり
共通点もあり、使い方も様々です。
どれも、すべて植物の力。
食べ物から、体の中に入ったり、
薬草を煎じてお茶にしたり、薬草オイルやお薬になったり、
ヘナとして、髪や頭皮を美しく健康に保ってくれたり、身体を浄化してくれたり。
様々な角度から、人を癒して、自然に回復する力を与えてくれます。
私は、その魅力にとりつかれています(笑)
自分を知って、自分が幸せに、健康である為の知恵。
自然との、共存、共に育み、助け合う関係でいたいですね。
そんな智慧と出会えて、幸せ。そう感じる毎日です。