今日は、朝から雨です。
今年はほんとに暑いので、
暑いのが苦手な私はぐんなり。
久々の雨に、身体も心も水分がしみこんで潤い、木々も喜び、風も涼しくて、クールダウンして、気持ちよいです。
雨が気持ちいいなあ、と今年はよく感じます。
さて、最近いつも消化力のお話をします。
夏は体力も、消化力も弱るので、肉や脂っこいものなど、消化の悪い物は避けます。
胃腸よわまる、冷たい物の摂り過ぎも厳禁です。
焼肉に冷たい生ビール、なんて、スタミナをつけようとして、身体を痛めつけているだけ。
アーユルヴェーダでは、日頃鍛えているスポーツマンで、すこぶる消化力の強い人でも、肉や脂っこい消化の悪い物でお腹いっぱい食べるのは、身体を壊す、と言われます。
本当のアスリートは、絶対食べ過ぎませんし、身体が重くなり、動きが鈍るまで食べません。
がっつり食べて飲む慣習のあるスポーツの選手は、
わりと命が短命です。
朝はまだ、身体も起きていないし、消化力が弱いので、ごく軽めに食べます。
朝からガッツリ食べれます!と張り切っていう人に限って、結構胃腸が弱く、
下痢しがちだったり、潰瘍になり易かったりします。
お昼が一番消化力が高まっているので、しっかり食べます。
それでも、腹八分目、胃に少し空間がある程度。
夜は、今から寝るのだから、消化のよい物を、やはり控え目に摂ります。
寝る三時間前までには食べ終わる。
夜、肉や脂っこいもの、パスタやヨーグルトなど重くて消化の悪いものを食べると、次の日、身体は重く、
お通じも固くて重かったり、胃腸に負担がかかり、下痢したりします。
次の食事までに、お腹がちゃんと消化して、スッキリ減っているのが、適量です。
きちんと、お腹が減っていますか?
時間だから、食べたいから、食べていませんか。
食欲があるのは、ストレスから逃げたいから、食べたい!という場合がよくあります。
お腹が減っているかどうか、ちゃんと確かめてみてくださいね。
身体の重さやダルさは、
胃腸のダルさです。
夏バテの、原因です。
人間を含めて、動物は飢えには強いですが、食べ過ぎには非常に弱いので、
生活習慣病は、そこからきています。
体調が悪いな、と思ったら、少し食べるのを控えてみてください。
自分の体を、心を、きちんと感じて見つめてみてくださいね。
それだけで、すこし気をつけるだけで、元気になる自分がわかる筈。
好きだから、とか、ちゃんと朝は食べなさいと言われたから、とか、思い込みで
身体の調子を無視しないで。
暑い夏を乗り切りましょう。